
| 肝硬変に関するニュース/09年11.2 | ||
| ・小児肝硬変に亜鉛が効く可能性 30人の小児肝硬変患者と27人の健康な肝硬変でない青少年を対象とした研究から、小児肝硬変患者は血液中の亜鉛濃度が低いことが分かっている。研究結果としては、小児肝硬変患者はその小児肝硬変でない青少年より、平均血液中の亜鉛濃度が105.69 microg/dL vs 75.44 microg/dLで低い。小児肝硬変患者の43%は低亜鉛血症となっているという。 ・アルコール性肝硬変とコーヒー アメリカカリフォルニア州での大規模な疫学調査によれば、コーヒーを多く飲む人はアルコール性肝硬変になりにくい。調査は、12万5580人を対象とし、1978年~1985年に質問形式で各自の生活習慣を把握しておき、その後の肝硬変発症状況との関連を分析した。結果に、01年末にそれらの人のうちに、330人が肝硬変になり、うちに199人がアルコール性肝硬変にかかってしまった。一方、1日にコーヒーを一杯飲む人は肝硬変になる確率が22%に低下し ていることが明らかになった。このことから、1日にコーヒーを1杯飲んでいれば、アルコール性肝硬変にかかる確率が8割に低下すると結論されている。 ・肝硬変患者にいい栄養分 *糖分 糖分は体に必要な栄養分の40%を占める。適量の糖分は肝臓に良く、免疫力を強化し、体内でのたんぱく質の分解を抑制する働きがある。 *高たんぱく質食物 各肝硬変患者に応じてたんぱく質の補給量と補給方法を調節することが必要。肝硬変患者にはたんぱく質摂取量の標準が毎日60gという。 *高ビタミン、高微量元素食物 一般、肝硬変患者はビタミンと微量元素が不足するため、ビタミンや微量元素や鉱物などが豊富に含まれている新鮮な野菜、果物は肝硬変症状の改善に効果的という。特にビタミンB1、B2、C、E、Kや微量元素のセレン、亜鉛の補給が重要。 *脂質 肝硬変患者は体内での脂質の代謝が阻害されて肝機能が低下していく。したがって肝硬変患者には高脂肪食物の制限を厳しくすることが奨励され、その代わりに脂肪肝を防ぐためでもあり、たんぱく質と糖類を適量に補給したほうがいいという。 *水と塩分の摂取を制限 肝硬変による腹水、浮腫が現れている肝硬変患者には、塩分(ナトリウム)と水の摂取を厳しく行わなければいけない。 *「消化器出血」を防ぐため、硬いものや揚げ物を避けよう。 ・肝硬変ハイリスクグループについて *肝硬変ハイリスク年齢は35~48歳。 *肝炎ウィルスに感染している人。 *お酒を長期に飲んでいる人。 *慢性胆汁うっ滞患者。 *病気で薬を長期に投与している患者と、仕事などで化学物質によく接触している人。 *代謝異常患者。 *肝硬変患者にアドバイス: ①十分な休みを取って激しい運動を避けよう。 ②肝硬変による腹水の症状が現れている場合に、栄養補給と十分な休みとりと低塩飲 食、または無塩飲食を心掛けよう。肝硬変による腹水が重症化している場合に、水の摂取制限も必要となる。 ③お酒とタバコをやめよう。 ④なるべく早期に自体骨髄幹細胞移植の手術を受けよう。 Author : 東京人間 2009-11-16
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