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新型インフルエンザを早期発見、早期治療へ


 前日の沖縄県に全国初となる新型インフルエンザでの死者が出たことに、危機感が迫って来、新型インフルエンザの感染に警戒が必要だ。特に妊婦、幼児が感染されないように注意すべきである。県医師が、「インフルエンザの症状の兆しが現わしたら、早期発見やタミフルなどの対策をするように。感染された患者は早期治療へ行くように」と強調した。新型インフルエンザを予防するために、マスクの着用も重視されるべきだ。
 
 県腎臓病患者連絡協議会の高良幸勇会長は「腎臓疾患で透析を受けている患者は免疫力が弱まっている上に日常的に大勢の人が集まる病院に通い、体に針を刺す。普通の人以上に感染症対策と早期発見が必要だ」と話す。同会は会員に注意を呼び掛けるほか、県医師会に対し感染予防策の徹底を申し入れる方針だ。

 県医師会常任理事の真栄田篤彦小児科医師は「体力のない乳幼児は重症化しやすい。早期発見が必要」と指摘。発熱など感染が疑われる場合、早めにかかりつけ医に受診させることを勧める。那覇市内では保育園を中心に流行の兆しがある。「うがいや手洗いだけでは感染を防げない。毎日、子どもの熱を測り熱がある場合は登園を控えるのが一番の対策」と呼び掛けた。

 産科・婦人科がメーンの上村病院=沖縄市=は重症化を懸念し、感染が判明すると妊婦でも積極的にタミフルを投与している。感染患者と接触した疑いがあれば予防的投与もする。同院ではまだ妊婦の感染例はないが「夫が感染したという2人に対し14日にタミフルを予防投与した」という。

 県内で特にまん延が著しい本島中部の中頭病院=沖縄市=は感染管理認定看護師を配置している。新型の入院患者は隔離して治療しているが、外来では感染者と非感染者が混在しているので、外来者のマスク徹底を呼び掛けている。

◆早期治療呼び掛け 県医師会、7地区に
 県医師会(宮城信雄会長)は15日、新型インフルエンザに感染した宜野湾市の男性(57)が死亡したことを受け、県内7地区医師会の会長あてに新型インフルエンザの早期治療のための対策を取るよう呼び掛ける文書を送付した。

 文書では発熱の症状が見られる中でも特に基礎疾患を持つ患者に対し、簡易検査キットを使用して迅速に診断し、早期治療に努めるよう呼び掛けている。

Author : admin    2009-08-18